umiushiです。
25年間剥げずに芝を保っている庭のエアレーションはこんな感じでやっています!
というのを今日はご紹介したいと思います。
植木屋さんに「芝の状態がすごく良い」と褒められたこともあるそうです(*^_^*)
芝の品種は「日本芝」です。
※25年間の経験談を取材して書いていますので、参考程度に見ていただけると幸いです。
1.芝生はそのままだと剥げる??
日本では、比較的狭い庭で園芸をされている方が多いかと思います。
ヌシさんちも狭いので、芝生の上でいろいろな作業をします。
例えば・・・
種をまいた後のポットを日当たりのよい所に置きたいので、芝生の上に台を作って育てたり・・・
古土の再利用のために芝生の上にビニールを広げてそのうえで殺菌作業をすることもあります。
よく考えるととても酷使されている(゜-゜)
個人のお宅ですと、雑草取り以外に手をかける時間はそんなにはないでしょうか。とすると、1年で根がびっちりはりそうですよね。成長が止まってしまう気がします。
実際3月頃に芝生を見ると、茶色くダメになりかけている所をちらほら見かけます。
2.この作業で25年褒められる芝生に!
ヌシさんちでは、ある作業を年に一回やっています!
それが、「エアレーション」という作業です。
芝生の手入れで、これ以外は・・・
芝刈りを年に3~4回と夏の間の散水(毎朝)くらいでしょうか。
芝生は放っておくと、根が張って土が固くなり、成長が止まります。
3月頃(関東)にびっちり根が張った土の中に空気(酸素)を入れ、根を少し切り、芝の目土という芝用の土を足してあげると、夏に向けて新しい根が張り青々とした葉が出てきて甦ります。
ゴルフ場の芝生はどうしているんだろうと調べてみたのですが、芝生の種類や刈り方、水やりの仕方を気を付けたり、着色剤を付けたりすることもあるんですね( ゚Д゚)
本格的な手入れは、プロの方にお聞きしたほうがいいと思います。
3.エアレーションを行う前の準備
エアレーションを行う時期は、芝に緑が少し生えてきたくらい(関東では3月中旬ごろでしょうか)。
a. 雑草を取る
芝のような形の雑草を先になるべく取ります。
これ、ぱっと見芝生に見えるのですが、放置しておくと・・・
雑草も成長するので、見た目が斑になりきれいじゃなくなり・・・
芝が雑草に占領され、結局は枯れてしまいまいますので頑張って取りましょう~
見分け方は、少し引っ張ってみるとわかります。
すぐ抜けるのが雑草です。簡単ですね♪
本物の芝はつながっているので、ちょっとやそっとじゃ抜けません(゚Д゚)ノ
最後に載せる動画でも雑草の取り方を説明しているので、そちらの方がわかりやすいかもしれません。(2分27秒くらいから5分くらい説明しています。)
この雑草、芝が緑の時は探しづらいけど、真冬の茶色い時に雑草を探すと、雑草は緑なので探しやすいです♪
成長し増えると大変なので、できるだけ普段から少しずつ取り除いているといいのは、当然ありますが。。
b. 肥料を蒔く
事前に肥料を蒔いておくと、一緒に中に肥料も入れられていいです。
「まいてすぐ消える芝の肥料」を芝全体に蒔きます。
蒔いた直後は結構白い粉がば~と蒔かれた感じになりますが、すぐとけて消えるそうです。
(動画の7分あたりです。)
「芝生の肥料」
(画像をクリックするとamazonに飛びます。動画で使用しているものとおそらく同じ感じのものです。)
※動画では、肥料が足りなくなったので、別のものも併用しています。花とか実は必要ないので葉が成長する有機配合肥料を代用として使っても大丈夫かなという推測をしました。
4.エアレーションの実施
↓ヌシさんちではローンスパイクを使っています。(画像をクリックするとamazonに飛びます。)
まずローンスパイクに足をかけ、全体重を乗せスパイクを芝に差し込み、その後ローンスパイクを手前に倒して、根を切ります。
間隔は10~20cmくらい空けてひたすらこれを繰り返します。
こちらも動画の方がわかりやすいかもしれません。(動画の9分当たりです。)
近くで見ると、穴が開いて、土が盛り上がり、空気が入ったのがわかります。
動画に写したものより、もっと力を入れてぶちぶちっと思いっきりやっても大丈夫です。むしろその方がいいかもしれません。ヌシさん小柄なので💦
5.エアレーションの仕上げ
a. 「芝生の目土」を蒔く
ローンスパイクで根を切ると、表面に穴がたくさん開きます。
その穴を「芝生の目土」でふさぎ、根が新しく張りやすいようにしてあげます。
「芝生の目土」
(画像をクリックするとamazonに飛びます。動画で使用しているものとおそらく同じ感じのものです。)
b. 土を慣らす
全ての作業が終わったら、最後に土をならします。
本当は熊手の方がいいようですが、うちでは竹ぼうきでやります。。。(笑)
野球場の土を慣らす(レーキ?)のをイメージをしているそうです。
エアレーションしたらなるべく芝生の上は踏まない方がいいのですが・・・
長い竹ぼうきを使うと、芝生の土を踏まなくても、土がならせるのでお勧めです。
6.エアレーションのの動画(一部始終)
動画も撮りましたので、良ければどうぞ~
今日は以上です(*^_^*)