★このページは「すみれの瞳」が書いています(^^)★
どうも、すみれの瞳です!
今日は国産紅茶の飲み比べをした結果を報告しますね。
1.そもそも国産紅茶とは
国産紅茶はここ数年メジャーになってきておりますね、和紅茶とか地紅茶とか界隈では言われています。
日本でも年に一回、国産紅茶の産地が一堂に会す地紅茶サミットなんてイベントもあるんですよ。昨今はなかなか試飲イベントは出来ずに悲しいですが。。
緑茶、烏龍茶、紅茶、風味や色は違うけれど、原料は一緒、茶の木の葉、です。
茶の木を採取して発酵を調整すると(だいぶざっくり言ってますが)緑茶になったり、紅茶になったり、烏龍茶は中国の秘儀だって聞いた事があるのですが、真相どうなんでしょう( ˙-˙ )
日本は世界有数の日本茶の産地ですね、つまり「お茶」が採れる、なのでその気になれば紅茶が作れるのです。
逆説的に言えば、インドやスリランカ、紅茶の産地でもその気になれば緑茶が作れるという話ですけど。
さて、では最高級玉露が採れる日本では最高級紅茶が採れるのでしょうか?
答えは、NOだと思います。
熊野の記事(紅茶編)でもさらっと書きましたが、例えば日本でアッサムを育てたとしても、製茶するといわゆる私たちが知っているアッサムの味とは別物でした。
それは私たちが知る、評価しているアッサムという品種はアッサム種がインドのアッサム地方で根付いて初めてあの味となると考えます。
茶の木にとって、味の決め手は苗木だけでなく気候環境が最重要ということではないでしょうか。
だからこそ、紅茶は産地によってあれだけ差が出ると考えます。
スリランカでは標高が違うだけで水色も風味も違うものが出来上がりますしね。
とかそれっぽいこと言ってますが、私は植物学者ではないので、ただの妄想ですけれど(^-^;
2.では国産紅茶のお味とは?
あくまで個人的な感想ですが、どの品種もとても緑茶を彷彿とさせる、というものが私の感想です。
まぁ、緑茶用に作られている木たちなので当たり前ですけどね( ˙-˙ )
インド、スリランカ、中国、いわゆる「紅茶」として慣れ親しんだ味とは全く違う、でも、美味しくないと片付けるのは少し違う、これからたくさんの可能性を含んだ味です!
そして、その可能性を比べられるものがこちら。
さすがです、日東紅茶さん。
(今回はティーフェスティバルで手に入れました。)
素人が手軽に楽しくできるようにティーバッグで比べられるよう水の量、抽出時間も揃えて頂いてる!!!その企業努力、ありがたく使わせていただきます!!!
お湯は沸騰すぐの150m L、抽出時間は2分です。
◆静岡/藤かおり
水色:明るい赤色
香り:甘いぶどうのような香り(四種類中群を抜いて香りが立っている)
味:軽い口当たり、最後にわずかな渋みが残る
◆宇治/玉露用品種使用
水色:明るい赤色
香り:微かな葉の香り
味:軽い口当たりまったりした甘さ、渋みはない
◆出雲/やぶきた
水色:黄色味のある赤色
香り:落ち着いた葉の香り
味:軽い口当たり、これと言った味わい、渋みは感じない
◆嬉野/べにふうき
水色:深い赤色
香り:深い葉の香り
味:口当たりは軽いながらも重みのある味わいで長く余韻のある渋さ
三大紅茶の渋さには全く及ばない
……ん〜〜〜!! 味を文字におこすのは本当に難しい(^-^;
伝わっているのか、これは。。
テイスティングについてもあくまで素人の主観なのでね、どんどん疑って、是非自分で体感してみて下さい(*´꒳`*)
では、今回はこの辺で!